写真やグラデーションを使いたい場合

「手ぬぐいに写真を入れることって出来るの?」
「アミやグラデーションって使えるの?」
「1色の中で色の濃度を変えることって出来るの?」

こんなお問い合わせをいただくことがあります。

答えは「出来ます」。
写真やアミ、グラデーションを入れた手ぬぐいを作ることは可能です。
ただ、お客さまが頭で描いているようなものとは、ちょっと違うかも知れません。
ここでは、その事例をご紹介します。

1.原稿になる写真を用意する


今回、この写真を使って手ぬぐいを作ってみます。
モデルは当店スタッフの愛犬「ユキちゃん」です。

元になる写真は、出来るだけコントラストのハッキリしたものをお使いください。
ぼんやりして陰影のハッキリしない写真は、手ぬぐいには向きません。


2.写真をモノクロにして、デザインを作る

写真をモノクロで処理して、手ぬぐいサイズにデザインします。
今回は1色で表現してみます。


左下の斜め切り替えは線形グラデーション、左上のストライプは、10%〜90%までのアミ、尻尾の上あたりの円は円形グラデーションになっています。


3.製版して捺染する

完全データの場合は、上のようなデータを作成して、刷り色を色指定してください。
弊社で製版し、捺染していきます。今回は紺青で刷ります。

4.完成


完成した手ぬぐいです。

写真を入れると聞いて、Tシャツの写真プリント(アイロンで熱転写)のようなものをイメージされた方もいるかと思います。
当店の製法は「捺染」なのでフルカラーでのプリントは出来ません。
濃淡は全て「アミ点」と呼ばれる小さな点々の密度を変えることで表現するようになります。
また、注染の「ぼかし」のような、徐々に色が変わっていくようなグラデーションは出来ません。


写真アップ。

アミ点のスクリーン線数は25〜30線(lpi)ぐらい。今回は30線で作りました。
新聞の線数は60〜80lpiなので、それよりずっと荒いアミ点だとお考えください。


肉眼でハッキリひとつひとつの点々が見える大きさです。紙の印刷物のような精度の高いものではありません。


濃度を変えたアミ点のストライプ。60%以上はほぼ同じ色に見えます。布に刷った際、にじみによる潰れが出来てくるためです。

線形グラデーション

円形グラデーション。にじみによる潰れが出てきますので、原画よりも黒っぽい仕上がりになります。

裏面はこんな感じです。
基本的に裏まで色が通りますが、表と裏でアミ点の潰れ具合が異なることがあります。

写真の裏面

色を変えるとまたイメージも変わってきますね。

まとめ

いかがでしたか?
写真やアミを使うことでどういう結果になるか、表現の幅が広がることはおわかりになっていただけたかと思います。

紙印刷のような精度の高いものは出来ませんし、あまり広い面積に使うとムラやモアレが気になることもあります。
プリントの結果については、当店におまかせいただくようになるので、「思ってたものと濃度が違うなー」なんてことがあるかも知れません。

これをどう使うかはデザイナーさん次第。
わざとこの写真のザラッとした質感を生かして、レトロな雰囲気の手ぬぐいにするのも面白いかも知れませんね。


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当店で手ぬぐいを製作される前にご理解いただきたいこと